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ダットサン 初代ブルーバード(P310とP311)
予告のWP310系ワゴンの前に、初代ブルP310系のおさらい
車名はメーテルリンクの童話で世界が求めている希望の「青い鳥」から
デザインは英国車風が基本のトラッドな雰囲気で
これが中庸の安心感と適度な高級感を生み、人気に
初代ブルは、初期型P310、中期P311、後期P312とあり、画像はP310とP311
(左2枚とテールランプのアップが310で、その他は311)
P310:1959年7月発売
・基本骨格:セミモノコック式ボディと低床ラダーフレームの組み合わせ
・フロントサス:独立懸架ダブルウィッシュボーン/コイル
・フロントブレーキ:国産車初採用のユニサーボ
・エンジン:ダットサン210と同じC型988cc、34psと、輸出を睨んで新開発したE型1189cc、43psの2タイプ
以上はダットラ320系と多くを共有する
P311型 '60年10月マイナーC
・エンジン:出力UP(1000:34→45ps/1200:43→55ps)
・トランスミッション:フルシンクロメッシュ化(国産車で初採用)
これにより煩わしいダブルクラッチ操作から解放
310と311の識別点
・フロント:たぶん同じだが、311のフロントには新技術フルシンクロの「full」バッジが付く
・リア:初代ブルのあだ名「柿の種」ランプは似るが、311では外周リングが深くなりレンズ下部に円形リフレクター追加
尚、310に7カ月遅れて登場の宿敵コロナ(RT20系>>709のセダン)は主に耐久性不足が露呈し
タクシー用車として失格扱い、それが自家用販売にも影響、310ブルを超えられず
(75173)
予告のWP310系ワゴンの前に、初代ブルP310系のおさらい
車名はメーテルリンクの童話で世界が求めている希望の「青い鳥」から
デザインは英国車風が基本のトラッドな雰囲気で
これが中庸の安心感と適度な高級感を生み、人気に
初代ブルは、初期型P310、中期P311、後期P312とあり、画像はP310とP311
(左2枚とテールランプのアップが310で、その他は311)
P310:1959年7月発売
・基本骨格:セミモノコック式ボディと低床ラダーフレームの組み合わせ
・フロントサス:独立懸架ダブルウィッシュボーン/コイル
・フロントブレーキ:国産車初採用のユニサーボ
・エンジン:ダットサン210と同じC型988cc、34psと、輸出を睨んで新開発したE型1189cc、43psの2タイプ
以上はダットラ320系と多くを共有する
P311型 '60年10月マイナーC
・エンジン:出力UP(1000:34→45ps/1200:43→55ps)
・トランスミッション:フルシンクロメッシュ化(国産車で初採用)
これにより煩わしいダブルクラッチ操作から解放
310と311の識別点
・フロント:たぶん同じだが、311のフロントには新技術フルシンクロの「full」バッジが付く
・リア:初代ブルのあだ名「柿の種」ランプは似るが、311では外周リングが深くなりレンズ下部に円形リフレクター追加
尚、310に7カ月遅れて登場の宿敵コロナ(RT20系>>709のセダン)は主に耐久性不足が露呈し
タクシー用車として失格扱い、それが自家用販売にも影響、310ブルを超えられず
(75173)
初代ブルーバード 後期P312型
P312は2期あり、ここでは前期をⅠ型、後期をⅡ型とする
画像は、ノルウェー国旗付の赤がⅠ型で、オランダの青と豪州の白黒リアアップがⅡ型
P312-Ⅰ型 1961年8月 マイナーC
・フロントグリル:幅をフラッシャーまで拡大
・リア廻り:ランプ大型化とフェンダー刷新
・インパネ:全体に浅い庇を設け、近代的に
(61年10月 日産初の乗用車用「追浜工場」操業開始。量産体制が一気に拡大)
発売から2年あまりで約8万台生産。国産車の新記録を達成
P312-Ⅱ型 62年9月 年度恒例マイナーC
・内外装の意匠変更
・前輪スタビライザーの修正、その他
62年12月 前席セパレート仕様を上級グレードに設定
4年間で初代ブルの生産数は約21万台。その内3万2000台程を輸出
当時、一車種の台数としては新記録だった
Ⅰ型とⅡ型の識別点
・フロント:横桟がⅠ型は縦に等ピッチで並ぶ、Ⅱ型は不等ピッチ
グリル上部のピラー本数:Ⅰ型5本、Ⅱ型9本
・リアランプ:Ⅰ型は橙色が上、円形リフレクター内包
Ⅱ型は橙色が下、メッキ装飾増加、リフレクター別体化
(以前の ↓ これはP312-Ⅰ型と判明)
http://bbs44.meiwasuisan.com/car/1634926172/18...
尚、>>715で310ブルよりV320バンのテールの方が立派と記したが、
320シリーズの登場は61年8月で、ランプを大型化したブルP312-Ⅰ型と同時であった
(画像は右上のカタログ文字も読める解像度)
(75472)
P312は2期あり、ここでは前期をⅠ型、後期をⅡ型とする
画像は、ノルウェー国旗付の赤がⅠ型で、オランダの青と豪州の白黒リアアップがⅡ型
P312-Ⅰ型 1961年8月 マイナーC
・フロントグリル:幅をフラッシャーまで拡大
・リア廻り:ランプ大型化とフェンダー刷新
・インパネ:全体に浅い庇を設け、近代的に
(61年10月 日産初の乗用車用「追浜工場」操業開始。量産体制が一気に拡大)
発売から2年あまりで約8万台生産。国産車の新記録を達成
P312-Ⅱ型 62年9月 年度恒例マイナーC
・内外装の意匠変更
・前輪スタビライザーの修正、その他
62年12月 前席セパレート仕様を上級グレードに設定
4年間で初代ブルの生産数は約21万台。その内3万2000台程を輸出
当時、一車種の台数としては新記録だった
Ⅰ型とⅡ型の識別点
・フロント:横桟がⅠ型は縦に等ピッチで並ぶ、Ⅱ型は不等ピッチ
グリル上部のピラー本数:Ⅰ型5本、Ⅱ型9本
・リアランプ:Ⅰ型は橙色が上、円形リフレクター内包
Ⅱ型は橙色が下、メッキ装飾増加、リフレクター別体化
(以前の ↓ これはP312-Ⅰ型と判明)
http://bbs44.meiwasuisan.com/car/1634926172/18...
尚、>>715で310ブルよりV320バンのテールの方が立派と記したが、
320シリーズの登場は61年8月で、ランプを大型化したブルP312-Ⅰ型と同時であった
(画像は右上のカタログ文字も読める解像度)
(75472)
同上 ファンシーデラックス仕様
日本初の女性仕様車(カタログには世界初の表記も)「ファンシーDX」は、61年2月 P311の途中で追加リリース
日本のメーカーが得意とし、やがて世界中の標準になっていく数々の「あったら便利な装備」開発の先駆け
ファンシーDXの専用装備
・化粧専用ランプ
・サンバイザー兼用化粧品入れ
・ハイヒールスタンド
・取り外して持ち歩けるバッグ
・買物メモなどを挟むメモクリップ
・マガジンラック付テーブル
・オルゴール音ウインカー
・日本初ピンクのカラータイヤ
・一輪ざし
・傘立て、など
その数40点近く
助手席前にコンセントがあり「彼のひげそり用に」という謳い文句も(笑)
「化粧専用ランプ」は、サンバイザー上部のランプで、ウナ丼氏のユーチューブなら、「100点」満点
画像は、右の3人娘と上段一列がP311
中央付近がP312-Ⅰ、下段の現存車3台がP312-Ⅱ(黄色は日産保管車。現車発見は312-Ⅱのみ)
初リリース時のプレス資料には
「ボディ塗装は、レモンクリーム系とピンク系の2種類を用意」とあるが
中央の312-Ⅰだけピンク色の塗装範囲が異なり
312-Ⅱでは緑っぽい色も追加されている(もしかしたら312-Ⅰから?)
尚、左端でラケットを持つのは吉永小百合さん。約60年前から今も企業イメージガールを務めてるのが驚異的!
また「~されてますからすてきです」などと「昭和な表現」も散見され面白いので
暇つぶしに読むのも一興かと(文字は全て読める解像度)
(75790)
日本初の女性仕様車(カタログには世界初の表記も)「ファンシーDX」は、61年2月 P311の途中で追加リリース
日本のメーカーが得意とし、やがて世界中の標準になっていく数々の「あったら便利な装備」開発の先駆け
ファンシーDXの専用装備
・化粧専用ランプ
・サンバイザー兼用化粧品入れ
・ハイヒールスタンド
・取り外して持ち歩けるバッグ
・買物メモなどを挟むメモクリップ
・マガジンラック付テーブル
・オルゴール音ウインカー
・日本初ピンクのカラータイヤ
・一輪ざし
・傘立て、など
その数40点近く
助手席前にコンセントがあり「彼のひげそり用に」という謳い文句も(笑)
「化粧専用ランプ」は、サンバイザー上部のランプで、ウナ丼氏のユーチューブなら、「100点」満点
画像は、右の3人娘と上段一列がP311
中央付近がP312-Ⅰ、下段の現存車3台がP312-Ⅱ(黄色は日産保管車。現車発見は312-Ⅱのみ)
初リリース時のプレス資料には
「ボディ塗装は、レモンクリーム系とピンク系の2種類を用意」とあるが
中央の312-Ⅰだけピンク色の塗装範囲が異なり
312-Ⅱでは緑っぽい色も追加されている(もしかしたら312-Ⅰから?)
尚、左端でラケットを持つのは吉永小百合さん。約60年前から今も企業イメージガールを務めてるのが驚異的!
また「~されてますからすてきです」などと「昭和な表現」も散見され面白いので
暇つぶしに読むのも一興かと(文字は全て読める解像度)
(75790)
同上 エステートワゴン
セダン>>718登場の翌年(昭和35年)に加わったワゴンで、国産初の乗用ワゴン。
兄貴分の「セドリック」など、以後の国産ワゴンのほとんどが商用バンとボディーを共用していたのに対して
これはワゴン専用ボディーだった。
(遅れて登場のV320>>715はホイールベースなど車体が少し大きく、これを2ドア化して出来た物ではない)
基本的にセダン同様に変遷し、右上が最初のWP310(WはたぶんワゴンのW)
隣の赤がWP311(カリフォルニア州ナンバーの左ハンなので、WPL311)
その左がWP312のⅠ型で、最初はテールランプが「柿の種」のままと、セダンと違っていたが
途中から橙色が上にあるランプに変更。
そして左下がWP312-Ⅱ(走行中写真は豪州の車)リアゲートはV320と同様に上下に開く方式
それと同色の大きな右下と左上はオランダで、フロントはWP312-Ⅰ型だがリアはⅡ型
上段の薄い緑っぽい車は日本の残存車で、61年式のWP312との事。
テールが柿の種なのでWP312-Ⅰの初期タイプかと思うが、フロントはⅡ型となっている。
そしてシングルナンバーなので、かなり長い間大事に乗られているのだろう。
「4ドアですから大変に使いやすく便利です。ルームのデザインやアクセサリーも
ブルーバード1200デラックスの豪華さをそのままいかしていますから、すばらしい居住性がえられます。
ビジネスに、そして楽しいドライブ用品をいっぱい積んでレジャーに、エステートワゴンは高級乗用車として楽しく便利にお使いいただけます」
(76238)
セダン>>718登場の翌年(昭和35年)に加わったワゴンで、国産初の乗用ワゴン。
兄貴分の「セドリック」など、以後の国産ワゴンのほとんどが商用バンとボディーを共用していたのに対して
これはワゴン専用ボディーだった。
(遅れて登場のV320>>715はホイールベースなど車体が少し大きく、これを2ドア化して出来た物ではない)
基本的にセダン同様に変遷し、右上が最初のWP310(WはたぶんワゴンのW)
隣の赤がWP311(カリフォルニア州ナンバーの左ハンなので、WPL311)
その左がWP312のⅠ型で、最初はテールランプが「柿の種」のままと、セダンと違っていたが
途中から橙色が上にあるランプに変更。
そして左下がWP312-Ⅱ(走行中写真は豪州の車)リアゲートはV320と同様に上下に開く方式
それと同色の大きな右下と左上はオランダで、フロントはWP312-Ⅰ型だがリアはⅡ型
上段の薄い緑っぽい車は日本の残存車で、61年式のWP312との事。
テールが柿の種なのでWP312-Ⅰの初期タイプかと思うが、フロントはⅡ型となっている。
そしてシングルナンバーなので、かなり長い間大事に乗られているのだろう。
「4ドアですから大変に使いやすく便利です。ルームのデザインやアクセサリーも
ブルーバード1200デラックスの豪華さをそのままいかしていますから、すばらしい居住性がえられます。
ビジネスに、そして楽しいドライブ用品をいっぱい積んでレジャーに、エステートワゴンは高級乗用車として楽しく便利にお使いいただけます」
(76238)
2トーンカラーの初代ブルーバード
先日削除されたスレに「2トーンカラーが似合う車」というのがあったが、
初代ブルの画像を集めてみると2トーン車が非常に多いのが分かった
画像左上のパステル系が、おそらくファンシーデラックス(P312-ⅠとⅡ)で、中央最上段がP310とP311、
その下のワゴンがWPL312-ⅠとWP312-Ⅱ、その他はP312-Ⅱ
この他にも、ファンシーDXで既出の車体下側がピンクのタイプや、
同じく既出>>721ワゴンのライトブルーと白もあり、とても多彩だった模様
ただ、ファンシーDX以外は地味系の2トーンが多かったと思われ、例外は大きい赤車と同色ワゴン。
赤セダンはカリフォルニア州ナンバーの左ハンWPL312-Ⅱで、ドアサッシ廻りの差し赤はカスタムであり再塗装かと思うが、
ワゴンの海外カタログ写真も同じ色なので、鮮やかな赤は実際に存在したカラーリングだろう。
そして、もしかしたらワゴンの鮮やかなブルーと共に輸出専用色だったかも
因みに、左下の緑っぽいのはニューサウスウェールズ州ナンバーで豪州だが、その他で赤以外はたぶん全て国内
2トーンの採用は、初代ブルが1959年発売なので、おそらく50年代アメ車の流行を取り入れたのかと思うが、
マシンで自動に行う現代と違って、マスキングなど手作業だった塗装工程は手間が掛かったはずで、
日産が初代ブルーバードに対し、如何に力を注いでいたかが見て取れるかと
(76758)
先日削除されたスレに「2トーンカラーが似合う車」というのがあったが、
初代ブルの画像を集めてみると2トーン車が非常に多いのが分かった
画像左上のパステル系が、おそらくファンシーデラックス(P312-ⅠとⅡ)で、中央最上段がP310とP311、
その下のワゴンがWPL312-ⅠとWP312-Ⅱ、その他はP312-Ⅱ
この他にも、ファンシーDXで既出の車体下側がピンクのタイプや、
同じく既出>>721ワゴンのライトブルーと白もあり、とても多彩だった模様
ただ、ファンシーDX以外は地味系の2トーンが多かったと思われ、例外は大きい赤車と同色ワゴン。
赤セダンはカリフォルニア州ナンバーの左ハンWPL312-Ⅱで、ドアサッシ廻りの差し赤はカスタムであり再塗装かと思うが、
ワゴンの海外カタログ写真も同じ色なので、鮮やかな赤は実際に存在したカラーリングだろう。
そして、もしかしたらワゴンの鮮やかなブルーと共に輸出専用色だったかも
因みに、左下の緑っぽいのはニューサウスウェールズ州ナンバーで豪州だが、その他で赤以外はたぶん全て国内
2トーンの採用は、初代ブルが1959年発売なので、おそらく50年代アメ車の流行を取り入れたのかと思うが、
マシンで自動に行う現代と違って、マスキングなど手作業だった塗装工程は手間が掛かったはずで、
日産が初代ブルーバードに対し、如何に力を注いでいたかが見て取れるかと
(76758)
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